RJ45(48) [11] /4p [3p]ピン配2003.02〜
チップ側端子No:-pair#
/端子名
HA規格色
(旧電電4対電子ボタン電話用ケーブル色)
[RJ11]
<アナログ電話>
([RJ48時追加])
(FTC芯線色)
6極 2〜6芯
I430,I431
(TA(TE)側)
S/T点バス配線
I431-DSU
(NT)側
T1/E1T1
DSU(NT)
T1/E1(Dsub15)cat.3〜5e
 <A>-pair#
cat.3〜5e
 <B>-pair#
100base-T,TX
<B>
1000base-T
ギガイーサ
<B>
cat.3 電源
重畳
<B>
Cat.3 TEL
重畳
<B>
10/100base-T/TX w.PoE
(NIC側)
<B>
1/a,L8赤(柴)
(旧 pair 4)
 −  
   ([-L8-紫])
nc (赤) L8
(option給電3)
(DSU > TA,,TE > TE)
Tx+(TA)Rx+(RA)Tx+(TA)1pin: Rx+(RA)Rx+ 白緑
--3
Tx+ 白橙 (赤)
--2
Tx+TP0+Tx+Tx+Tx+(Cat.3:V+(帰線))
2/b,L7灰(赤)
(旧 pair 4)
1,[-L6-<緑>]
(pair3)
     (GND)
nc (緑) L7
(option給電3)
(DSU > TA,,TE > TE)
Tx-(TB)Rx-(RB)Tx-(TB)9pin: Rx-(RB)Rx-  緑
--3
Tx-  橙 (灰)
--2
Tx-TP0-Tx-Tx-Tx-(Cat.3:V+(帰線))
3/c,L4黄(黒)
(pair 2)
2,[-L4-<黒>]
(黄)
(pair2)
     (GND)
Tx+(TA (黄)) L4
(給電−,DSU>TA)
 ncRG(GND)TG(GND)2pin: RG(GND)Tx+ 白橙
--2
Rx+ 白緑 (緑)
--3
Rx+TP1+Rx+Rx+Rx+(Cat.3:V-(-48v給電))
4/d,L2青(白or側帯)
(pair 1)
3,[-L2-<白>]
(緑)
(pair1)
     (GND)
Rx+(RA (青)) L2
(給電+,DSU>TA)
Rx+(RA)Tx+(TA)Rx+(RA)3pin: Tx+(TA) nc  青
--1
 nc  青 (青)
--1
 GNDTP2+GND (V+orGND)L2 (V+orGND)V+(帰線)
5/e,L1白(青)
(pair 1)
4,[-L1-<青>]
(赤)
(pair1)
   (-48V局給電)
Rx-(RB (白)) L1
(給電+,DSU>TA)
Rx-(RB)Tx-(TB)Rx-(RB)11pin: Tx-(TB) nc 白青
--1
 nc 白青 (白)
--1
 GNDTP2-GND (V-orGND)L1 (V-orGND)V+(帰線)
6/f,L3茶(茶)
(pair 2)
5,[-L3-<茶>]
(黒)
(pair2)
   (-48V局給電)
Tx-(TB (茶)) L3
(給電−,DSU>TA)
 ncTG(GND)RG(GND)4pin: TG(GND)Tx-  橙
--2
Rx-  緑 (黒)
--3
Rx-TP1-Rx-Rx-Rx-(Cat.3:V-(-48v給電))
7/g,L6緑(緑)
(旧 pair 3)
6,[-L5-<黄>]
(pair3)
   (-48V局給電)
nc (黒) L6
(DSU option給電2(TA受電))
 nc nc nc -- nc 白茶
--4
 nc 白茶 (茶)
--4
 GNDTP3+V+ (or AC)(L2,PWOR+ or NC)V-(-48V給電)
8/h,L5黒(黄)
(旧 pair 3)
  −  
   ([-L7-赤])
nc (灰) L5
(DSU option給電2(TA受電))
 nc nc nc -- nc  茶
--4
 nc  茶 (黄)
--4
 GNDTP3-GND (or V-)(L1,PWOR- or NC)V-(-48V給電)
 シールド  −  −  −  −  −  − Shell to Shell
(cat.6)
 −  − Shell to Shell
(cat.6)
Shell to Shell
(cat.6)
 − Shell to Shell
(cat.6)
Cable Type:
4p-ITPEV or Cat.3
Φ0.65mm
1〜3対
φ0.4〜0.65
     Cat.3〜5e/6Cat.3〜5e/6Cat.5ECat.5E,
Cat.6
Cat.3/5ECat.3/5ECat3,5,5E,6 w.Power-LAN
 Cnn Type:RJ11(6p)RJ45(8p)
(又は RJ48)
RJ48(8p)RJ48(8p)RJ48(8p)Dsub15RJ45
(8p/ISO-8877)
RJ45(8p)
(一部社色)
RJ45(8p)RJ45(8p)RJ45(8p)RJ45(8p)RJ45
規格/(ADD>)(関連規格)TIA/EIA56S
旧公社仕様
 *GND≠地気
通常は6極2芯の、
L1-L2のみ成端・使用する。
Rx終端抵抗=
110Ω(〜100Ω)
(@A-B)(Zo≒50Ω)
ISO8877 (RJ45)
JIS X5110
ISO10173 (RJ48)    TIA/EIA-568A色別
HUB,Switch側信号配置
Z≒100Ω or
  150Ω
TIA/EIA-568B色別
旧AT&T-std(Cat3)
"AT&T258A"
主にPC,NCU側信号配置/現在主流
Z≒100Ω
IEEE 802.3uIEEE 802.3ab
4対全二重通信
(規格外)
*各社独自有
*交流12v重畳もあり
(規格外)
旧AT&T-std
負荷検知抵抗:25Kohm
最小負荷抵抗:105ohm
IEEE802.3af-2003 draft

覚え書き 
 *電源・TEL重畳は、旧来は各社独自のピン配があった。規格としては、
             PoE IEEE802.3af;-48VDC(36-57VDC) 350mA-max 15.4W-max (12.95W-max(37V時) (2003draft))。
             PoE IEEE802.3at;-48VDC(44-57VDC) 720mA-max 30W-max (4線同時給電時)。(2005draft)

 *L1,L2にも、自営設備にて独立して電源重畳にて使用している場合も有り。重畳しなくても,公衆回線では、L1-L2間(L2:空線の時−48v電池極側)
   局給電電圧が印加されている。たまたま作業時に電話が掛かってくると、75V直撃されるので、MDFや脚立の上で卒倒する事もあるかも。
   (但し電流は極少ない) 少し違うが筆者の場合、変電所の年次点検でガイシにホオずりしている最中、時間より早くメガーを当てられ、ハシゴから
   転げ落ちそうになり、死ぬかと思った事も。
   端末起動時:(閉ループ;20〜120mA):+48VDC-400Hz重畳,Ring時:+75Vpk-16Hz重畳 (保安器のアレスタ(避雷器)電圧は〜500V、〜1KV/μS)
   最大負荷容量;max3μF (@0.9μF x最大〜3台 *但し、NTT局入りの場合のみ。他社回線では、1〜台の別規定/品目もあり。)
   ISDN(局側からNT点(L1参照点)),max;+60V(Norm: L1;+ L2;-, 局給電〜39mA)(DSU起動時;-60V、AMI,320Kbps,+/-6Vpk-max,
   14.5〜17.1dBm,Zo=〜100〜Ω)

 *S/T点、AMI,192Kbps,((option)給電(DSU > TA(TE)出力);420mW-max(34〜42V))でドライブ。
  給電極性は、逆(Tx側:+給電 Rx側:-給電 (40v)) になっている機種(PBX)も、マレにある模様。 


 *かつてはL5,L6も、構内内線・内部電源供給、内線電話用に利用するケースが有った。 今では L1,L2 以外、又は L1〜L4 が
   ビジネスホンに使用される以外、現在の電子式ボタン電話では使われていない。
    (プッシュ切り替え式釦電話機、ダイアルSW切替式構内電話など)

 *CATVケーブルの電源重畳は、〜AC90V(アルミ管同軸)。末端・棟内TV同軸ケーブル、12〜30V。

 *HA規格;住宅情報化推進協議会推奨ケ−ブル。
   Cat.3/5E、TIA-568B結線で代用可。(ツイストペア芯の電話用ケーブルは一般にはcat3相当(明示・保証ではない)。)



 *IEEE803.2af,IEEE803.2at 発足により、旧規格、規格外配線の可能性がある個所にPOE対応機器を追加する場合、できれば経路上の全ての
  機器の点検が必要。<参> ieee.org  PowerDsin Ltd.
  最悪、負荷側(親HUB側も含む)で発火の危険性がある。POE・HUB側のテストで通信のみでき、給電はされない、ないし出力側の
  ポリスイッチが破損/復帰しない場合も要注意。(負荷側機器か、IDF,末端端子台、ローカル側配線に問題。)



 *RJ48(8p(ISO10173);キー凸部付きISDN規格用)は、RJ45(8p(ISO8877))で代用も可能。逆は不可。代用については、合意
   すること。 * RJ48は、電極列面8番・側面にキー凸部付き。
   RJ48(T1)-RJ45(I430)各規格間のテスターでのストレート結線での接続は、
       1---4  
       2---5
       4---3
       5---6    (RJ48;横凸部側が8番ピン。(番号順の読みは同じ))

 *T1回線機器局入り・ループバックテスト用RJ45コネクタ内接続(リンクup点灯試験用)

      1----4 & 2----5
         --又は--
      1----5 & 2----4  (+/-逆相)



 LANクロスケーブルは、一般的には,100base-TXまでは、TIA568B<>TIA568A色別で結線。 1000BASE-Tでクロスする場合、
 2−3ペア(pin1,2,3,6 )だけでなく,1−4ペア(pin4,5,7,8)もクロスさせる。最近の機器は殆どMDI/MDI-X自動検出なので、あまり考えなくて
 OKかも。 (クロス接続組み合わせ;TP0>TP1, TP2>TP3. 通常はストレートのままの、青/白・茶/白ペアもクロスさせる事。)
 ヘンな設計の施設でバイパスルートの結線が違うと、スパニングの扉が開く審判の日、修羅場が始まるのかも。良く見かける問題点としては、Cat.3〜5の
 クロスと、Cat.5E/6 (Giga-Eher) のケーブルの混同。結構大*の施設でもある。(あと、AUXとMODEMを挿し違えてるとかも。)その大口向け特殊仕様を
 作っているのかと思って確認して見たが、そんなのはないそうな。規格や規定の進歩が早いので、説得するのも大変な場合や無理な事も多い。Cat.3TEL
 重畳の場合がある通り、クロスケーブルにも簡単には交換できない事情がある可能性が推定されるので、確認した方が良い。 もちろん使用中は抜けない。
   *ストレートケーブルは、TIA568B色別なら両端TIA568B、TIA568A色別なら両端TIA568Aで作成する。)

 古いイーサネットカードでは、バラツキが多く、絶縁トランス、ドライバー段が不良になるケースがある。現在では、
 トランス銘柄による差は少ない。

 数年前、某社がユーザーに支給したトランスレス構成、光メディアコンバータのトラブルでは、マトモなHUBを
 短距離でバッファーとしてルーター間に挟むと取り敢えず解決した。(アライドテレシス製ダムハブなど) 又は、AC電源の極性を
 変えると解決する場合も。
  (* UTPケーブルに、スプリットペアの配線ミスがある、漏話(next)が多い、全二重/半二重のハンドシェイク不調などの場合も
 似た現象になる。)



 *推奨離隔距離,準拠;内線規定以上で、TIA/EIA-569での規定より大きな離隔距離。 (関連参照:各電力会社の電柱共架基準)
 *2000年から光ケーブルについても、弱電線と同等の離隔距離を要求。(内線規定 JEAC8001-2000 (現在は JEAC8001-2005)) 近年、誘導により
  テンションメンバ鋼線に励起した電圧による感電事例があり、PT(PD)でテンションメンバの接地接続、等電位ボンディングが規定される方向。(2006)

   



参考Mfr#
  PowerDsin Ltd.


MAUドロップケーブル関係(入力(Dsub15f))
  タップor,AUIデバイス〜MAU間、max,50m。
  MAU〜,UTP(cat3)ケーブル、max,100M。
  10base-2,TM〜TM間 185m-max
    Cable; RG58A/U(撚線coax;Zo=50ohm)別称;Thin-Cable) シース外形5.0mm(屋外用:〜8mm)
    シース剥取り長;7mm,芯線出し;3mm
  10base-5,TM〜TM間 500m-max,Tap間隔;最小2.5m
    Cable;6D-FBW / EN105(単線coax;Zo=50ohm)別称;Thick-Cable 
      通称;イエローケーブル;芯線径:2.17mm,絶縁体外径:6.2mm,シース外形:10.3mm(屋外用の場合:13〜13.5mm))
      シース剥取り長;13mm,芯線出し;6mm

    *もう残っていないと思われるが、2005頃までは実働中の物があった。黄色の外皮は太さが相当違うものの、構内光、クロック線と
     遠目ソックリなので、撤去の際は要注意。(又、8D-2V辺りの黒は、架空光にソックリ)
     <イエローケーブル撤去切片例>     <イエローケーブル Nコネクタ例>


  10base-FL,62.5μm ファイバー、2線、2000m-max.

  10BASE-T 100BASE-T2 -T4 -TX;〜100m-max.
      ケーブル減衰、漏話(next)上、通常は90m程度迄(パッチコード(撚線〜10m以内) を含む場合は特に。)にする事。

  1000base-T ;〜100m。距離を出すには、成端時に出来るだけ,ツイスト・ペアのヨリをギリギリ(〜6.5mm)まで残す事
      規格対応の成端部品を使う事など、配慮が必要。
pin信号disc.
1CI-S制御シールド
Shield/Chassis/GND(&,Shell)
2CI+衝突制御入力+
Collision Presence(Coll)+
3DO+送信出力+
Transmit+/Xmit+(DO+)
4DI-S受信シールド(or NC)
5DI+受信+
Receive+(Rx+(DI+)
6VC電圧コモン(RET/GND)
7CO+オプション
制御出力+(or,NC)
8CO-Sオプション
制御出力シールド(or,NC)
9CI-衝突制御入力−
Collision Presence(Coll) -
10DO-送信出力−
Transmit(Xmit(DO))-
11DO-S送信出力シールド(or NC)
12DI-受信−
Receive(Rx(DI))-
13VP電圧+ Power+(+12V)
((AUI,Repeater-to-MAU) 100〜350mA-typ)
14VS電圧シールド(or NC)
15CO-オプション
制御出力−(or NC)

 *SQE-test(signal-quality err test;As, Collision Presence Test.
 *MDI(Medium Dependent Interface)


給電線施工メモ
 1,Fケーブルに、サドル無しステップルは使用しない。ビニルコードには使用禁止。
     (但し、GND,IV緑線、電電通信用1〜2号ステップル使用可。)

 2,区域の境界にテープ巻する。テープ色は図面指示。

 3,酸素濃度が十分でも、炭酸ガスレベルが許容限度を越えない事を確認。
   酸欠が原因ではないか,というケースで、〜2M〜程度のマンホール内で、水深;20cm 程の水溜りで溺死した例もあり。(2005)

 *炭酸ガスの濃度の影響: 〜2%:目眩  〜4%:心拍上昇・呼吸急増・頭痛  〜7%:呼吸困難(呼吸中枢マヒ)
                    〜10%:呼吸マヒ・酸欠により意識混濁・死亡
 *酸欠作業基準参照。

   余談だけれども最近聞いた昔話で、坑道内自然発火・爆発では、メタンガス濃度だけでなく、
               それに先立つエチレンガス濃度上昇が坑道壁面温度上昇の目安だそうな。(何から出てんのかは?)    (200609)


リングスリーブE型<JIS C2806:1991> 挿入線数組み合わせ
タイプ(呼びmm-sq)ダイス・圧着マーク最大電流概略範囲メモmm-sq撚線mm-sq単線(IV)Φmm
E-特小(3.5)20A2.75sq〜4.75sq2.0sq,x2Φ1.6x2
Φ1.6x1+0.75sq x1,  Φ1.6x2+0.75sq x1
E-小(5.5)20A5.1sq〜8sq2.0sq,x3Φ1.6x3〜4,
Φ2.0x2,   Φ2.0x1+Φ1.6x1〜2
E-中(8)30A8.2sq〜13.1sq5.5sq,x2Φ1.6x5〜6
Φ2.0x3〜4,      Φ2.0x3+Φ1.6x1
Φ2.0x2+Φ1.6x1〜3, Φ2.0x1+Φ1.6x3〜5,
Φ2.6x2,        Φ2.6x2+Φ1.6x1
Φ2.6x1+Φ1.6x1〜3
Φ2.6x1+Φ2.0x1〜2, Φ2.6x1+Φ2.0x1+Φ1.6x1〜2
E-大(14)30A13.4sq〜15.9sq5.5sq,x3Φ1.6x7,  Φ2.0x5
Φ2.0x1+Φ1.6x6,  Φ2.0x2+Φ1.6x4
Φ2.0x3+Φ1.6x2, Φ2.0x4+Φ1.6x1
Φ2.6x1+Φ2.0x3, Φ2.6x2+Φ1.6x2
Φ2.6x2+Φ2.0x1, Φ2.6x1+Φ2.0x2+Φ1.6x1
Φ2.6x3


目安;1.6Φ回路は、小スリーブ又は、差込コネクタ、2.0Φ以上が混じる30A以下の回路、動力、エアコンには中スリーブ〜。以上〜、圧着端子テープ巻。
    小勢力端、撚線端、電灯端;絶縁閉端子。又は、差込コネクタ。






絶縁被覆付閉端子(CE形/JIS C2807) 挿入線組み合わせ範囲
タイプ抱合範囲;mm-sq抱合範囲;AWG線番最小sq/最大sq
CE-10.5sq〜1.75sq22〜160.3x2/0.75x2
CE-21.0sq〜3.0sq16〜140.5x2/1.25x2
CE-52.5sq〜6.0sq12〜101.25x2/2.00x3
CE-84.0sq〜9.0sq82.0x2/3.5x2+2.0x1



*耐熱・防災機器用規格品は別規定。


絶縁被覆付圧着端子 挿入線数組み合わせ例  
 タイプ 
/ダイス色例
抱合範囲mm-sq単線mmAWG線番
最小〜最大
0.3/黄 0.1sq〜0.3sqΦ0.32〜Φ0.626〜24
0.5/黄 0.3sq〜0.5sqΦ0.6〜Φ0.822〜20
1.25/赤0.3sq〜1.65sqΦ0.57〜Φ1.4422〜16
2.0/青 1.04sq〜2.63sqΦ1.14〜Φ1.8216〜14
5.5/黄 2.63sq〜6.64sqΦ1.82〜Φ2.8912〜10


制御盤内使用等。





裸圧着端子・スリーブ挿入線数組み合わせ例(JIS C 2805)
    終端・重ね合せ用:P型
    突き合せ用 : B型
    低圧開閉器用(角形ボルトオン用):CB型、
    丸型(ボルトオン用):R型 他、
タイプmm-sq
(DINサイズ)
抱合範囲(撚線)
mm-sq
単線mmAWG線番
(MCM線番)
0.5(0.5) 0.2sq〜0.5sq 0.35〜0.7
1.25(1.5) 0.25sq〜1.65sq 0.57〜1.44 22〜16
2(2.5) 1.04sq〜2.63sq 1.14〜1.82 16〜14
3.5(4) 2.63sq〜4.6sq 1.82〜2.4  
5.5 2.63sq〜6.64sq 1.82〜2.89 12〜10
8 6.64sq〜10.52sq 2.89〜3.65 8
14 10.52sq〜16.78sq3.65〜4.62 6
22 16.78sq〜26.66sq4.62〜5.81 4
38 26.66sq〜42.42sq5.81〜7.34 2
60 42.42sq〜60.57sq7.34〜8.26 1/0
70 60.57sq〜76.28sq8.26〜9.27 2/0
80 76.28sq〜96.30sq9.27〜10.41 3/1
100 96.30sq〜117.2sq10.41〜11.68 4/0
150 117.20sq〜152.05sq11.68〜13.80 250〜300MCM
180 152.05sq〜192.6sq  300〜350MCM
200 192.6sq〜242.27sq  400MCM
325 242.27sq〜325sq   500〜600MCM







電線許容電流
タイプΦ1.6≒2.0sqΦ2.0≒3
(3.1,呼び3.5sq)sq
Φ2.6≒5
(5.3,呼び5.5sq)sq
IV単線
(電線管内2−3本)
19A24A33A
VVF2〜3芯15A20A30A
 

  *φ1.6について;配電用遮断器使用の場合、別規定あり。
   但し、自社設計施工の時には、20Aブレーカーの元からの線には2.0mm(3.5sq)以上を使う。安心なのは平均負荷容量が、電線許容電流(敷設状態の冷却も含めて)
   60%以下、最大負荷の75%ぐらい。どうにも使いそうにない照明回路とか軽負荷は1.6で思いっきりコストダウンしましょう。
   (他社設計の時は図面通りで。なかにはFケーブル、直径25cm位、真四角に束ねて許容電流*** 管理表面温度60℃とか言ってた所もありますが。)

  *PCなど情報機器、インバータ機器は力率が非常に悪く、容量性で、その上特有のバースト状大電流が流れる事が
   多いので相当の需要余裕を含める。

  参考工具Web
  "お勧め住宅配線改修用ブレーカー(テンパール製例;マイコン内蔵ブレーカー)  "テンパール製例;2
  "お勧め水周り・住宅配線改修用壁コン例(河村例)
  電気火災顧客・当社改修例

代表的・主要メーカーの絶縁電線とケーブル製品の電線許容電流カタログ値(30℃開放気中、又は暗渠内/上限導体温度60℃)
                                    *冷却の悪くなる管内では別計算・配慮が必要。
mm-sq
<φ>
IV撚線
<単線>
VVF/VVR撚線3線
<単線>
CVT 低圧CV3線時 低圧配線用遮断器
定格電流
<VVF/単線>
0.5 <φ0.75> 
   <φ1.0>      <16A>
0.9   17A
   <φ1.2>      <19A>
1.25  19A        
2   <φ1.6> 27A  <27A>      <19A>  22A       <20A>
3.5  <φ2.0> 37A  <35A>     <24A>    33A       <20A>
5.5  <φ2.6> 49A   <48A>     <33A>  44A       <30A>
8   <φ3.2> 61A  <62A>36A 62A  54A
14  88A 50A 86A  76A
22 115A 66A 110A 100A
38 162A 93A 155A 140A
60 217A 120A 210A 190A
70
80
100 298A 165A 290A 260A
150 395A 220A 380A  340A
180    
200 469A 260A  465A  410A
250 556A 300A  535A  470A
325 650A 355A  635A  555A
400 745A   725A 
500 842A   835A 

*要参照:電気設備技術基準公示第29条(周囲30℃/導体温度上限60℃)

   日立電線株式会社   日立電線・ケーブル技術資料

   研修風景     (隙間が空いてしまっている)

   YouTube - Like a Bird on a Wire"(500KV送電線! ファラデーゲージ(導電服活線作業))     YouTube - Northwest Lineman College"
   Video.Google:"500KV Switching(線間(相)電圧。対地電圧289KV。1相、約33300KVAR、1相線電流約100A、分路(線路補償)リアクトル用(接地))"
   My day gig(500KV Switching)"
   Video.Google:750/400 kV substation Albertirsa,Hungary (GIS開閉器?。GANZ=GANZ ENERGETICS LTD。 学校見学会公開)"
   500 kVAC transmission line-conductor galloping under combined wind ice loading."(着氷・ギャロッピング)
   Electrical Explosion Live" An ice-covered tree limb falling onto a power line.,Des Moines, Iowa, on February 25, 2007."(線路雪害)
   69kV flash-over caused by snow."(線路雪害)
   YouTube - Amperis Multicam - Ultravioleta e infrarroja(IR/UV・サーモグラフ合成カメラでの放電雑音発生位置観測例)"
   Video.Google:"345KV Switching"
   Video.Google:"230KV Switching"You,Okay ?
   YouTube - High Voltage Electrical Wire Fire - Northfield, MN June 28, 2007(新設ライン接続DSのトラブル?)"
   YouTube - Electrical Fire(2次側ケーブル火災。DS開放も命掛け。国内ではもうほぼASなので、タレている紐を引っ張るだけだが。)
   YouTube - Power Plant Substation Explodes(所内バスのアークに変圧器放圧弁から放出された変圧器油が掛かり引火・爆発した例)

   YouTube -850KV(金髪美女ファラデーケージ実験!)

   YouTube - Electric Arc Flash Accident     YouTube - Donnie's Accident"
   YouTube - Arc Flash      YouTube - Power line demonstration in Lakeland FL.( 7200Vac)"
   YouTube - Power Line Safety "
   YouTube - Westex Live Arc Flash Top Ten Poly-Cotton Non-FR#3.wmv "

   YouTube -high tension cable maintenance(宙乗器作業例)"
    "私はラインマン"    *海外・英語圏では電話・電力とも"〜Lineman"
    YouTube -AIR2 Helicopter Transfering Lineman to Wire(宙乗器作業例(海外))"      AIR2 "Flying Lineman"
   YouTube - trabajos de alto riesgo(宙乗器作業例(海外))"    YouTube - trabajos de alto riesgo 03(宙乗器作業例(海外))"
   YouTube - trabajos de alto riesgo 04(宙乗器作業例(海外))"    YouTube - Reubicacion de redes de alta tension para el METROCABLE
   YouTube - Secrets of the Electrician("Electricians gettin down! (よく撮影できたねー荒現場の朝は何処も同じか..))

   OMG! Fly Zapping! (マジックラケット(魔拍/Bug Zapper)。昔、秋葉原1番乗りで卸販売した思い出がありますね.今は激安ですが・農家なんかにも訪問販売してました.)


   YouTube - Atlantic telecom Ads: moov no limit"

   YouTube - Telecommunications Line Installers and Repairers Job Descrip"
   YouTube - Willie & Kevin's Telecom Adventures: Antiestablishmentish"???

   YouTube - Interviewing at Google"

   YouTube - Did You Know 2.0"      TeacherTube-Did You Know Size Does Matter!"(*日本の場合は更に2-3倍のハンデ。)
      (..筆者が昔、半導体で初めて取引させて頂いたのも、たしかシーク教徒の社長さんの会社.ポンニチ若造が生意気に値切ったりしてスミマセン..)


スコープや、DATA-LOCKOUT、DATA-DEFENDER が、手元に無い場合の簡易な通信中の回線判別

 1,ISDNライン U点の目安: 2線。DMMでの回線電圧 25〜60V 、キャリア;31〜36KHz
                                      (通信中は変動。  *本当のクロック周波数はもっと高い。)
                    クリスタル・フォンや、トーンプローブで,つまんで見て、硬い「ヅザー」と言うような音。
                    ISDN回線には、高減衰地域に4線供与(2線パラ繋ぎ)地域もあるので、打合せ段階でNTT側へ確認する
                         (*パラ繋ぎの場合、一気に2倍の端子台・保安器スペースが必要。もう余り無いと思うけど。)

           S/T点の目安: 4線。DMMでの回線電圧 0〜25V、キャリア;21-24KHz 
                                      (通信中は変動 *本当のクロック周波数はもっと高い。)
                     クリスタル・フォンや、トーンプローブで,つまんで見て、硬いザー音。

 2,ADSLライン の目安 :2線。DMMでの回線電圧 25〜48V、キャリア;21〜36KHz
                                      (通信中は変動 *本当のスペクトラム中心周波数はもっと高い。)
                     クリスタル・フォンや、トーンプローブで,つまんで見て、やや〜高いシャー音。

                        注*Zin=100Kohm以上、低容量線でつまむ事。リンク断するとクレームに。
                         *タイプ2 ADSLラインでは、0〜3v位しか出ない。必ず検知機能付の Butt-Set 等で
                           調べる事。

 3,ビジネスフォン(P-Phone/Centrix)  :回線電圧6〜24V程度。2線、又は4線。クリスタル・フォンや、トーンプローブで
                           つまんで見て、軽いサー音が多い(電子釦タイプ〜)。


   *クリスタルフォン(手元の物の例では、約0.037μF,62KΩ/1KHz)を使う場合、壊れない様に分圧コンデンサを入れた方が良いです。
     容量性ですので、コイルと抵抗も挟んだ上で使った方が良いでしょう。

   *キャリア周波数の表示は、DMMの機種によっても多少違う。
     高音域の聴覚の個人差、波形は正弦波ではない、DMM測定値=リクツ値ではない。ADSL通信状態、Zin、SHの取り方etc.による)

   *現場調査・電柱確認のちょっとしたコツ(..たいした事無いかも)
     10倍以上のズーム(VGA以上程度のファインダ尚良)、手ブレ補正付きデジカメ、を使う。メガネより圧倒的に確実・便利。スポット測光も
     付いていれば、逆光の線名札も一発。 感触、目安としては、視力1.5 での x8倍双眼鏡と、500〜万画素 x20倍前後(デジタル)ズーム
     (35mmカメラ:だいたいf1000mm)と同程度の見え方。 (*報告書などは 200万画素あれば、現実には十分過ぎ。)
     但し、身分証明書も絶対携行すること。


     <光ケーブル引き込み現場調整風景(*全員酸素濃度計を腰に付けている)>       <風景>  
     

電話屋のありがちな隠語(例 一部商品名由来の物もあり)

 <電話屋>     (<意味(又は商品名)>)          (<電気屋では?>)     (<network又は海外では?>)

 のびている    (末端の)機器迄、信号が到達している  来てる/生きてる/ライブ    line up / Link-up (Logical)
 のびていない   信号や制御、給電されていない     来てない/死んでる/dead   dead / Link-down (physical/Logical)

 漏話        接近・平行した信号線へ電磁誘導で    誘導(電圧)                next/fext
            信号(通話音)が漏れる事。広義には
            論理的なバグによる混線も含まれる。
 
 NEXT       近端漏話 :送信端の隣接対に漏れ出し、(反射して)戻ってくるヤツ /Near End Cross Talk  いわゆる(主に)"オバケの漏話"
            Next-Loss:近端漏話減衰量
             類: リターンロス(反射減衰量) :単一の媒体(ケーブル、対で入射して跳ね返ってくる分について。

            関連:ショートリンク規格(最少条長): 15m 以上  (但し、カネにキツいユーザーの面前で狭い所に配線がトグロというのもね−)  

 FEXT       遠端漏話 :隣接対に漏れ出し、受信側へ伝わるヤツ /Far End Cross Talk (Cross > "X")  いわゆる"フツーの漏話"
            Fext-Loss:遠端漏話減衰量

             参:JEITA((社)電子情報技術産業協会) / 情報配線システム 専門用語解説集
          (http://it.jeita.or.jp/document/publica/standard/00hyou10/yougo_a_d.html#a)


 オバケ    現場で直には説明、解決の付かないクレーム、検査不合格。特にケーブルの漏話、誘導障害とか。或いは、なぜかパッチパネルの特定の
         辺りだけ近端漏話(NEXT)が出るとか。(ルートを少し変えるのは比較的容易だが、ケーブルの長さを変える、特に長くするのは非常に困難(
         不可能)な為。)仮にテスターのクロックが350MHzの場合、電気長は約0.9mなので、対向側を仮に終端抵抗接続して、且つ極めて勇気が
         有る人の場合は切断、約 〜1/4λの0.2〜0.23m 違えれば何とか〜という場合も。(*キメウチはダメですよ。) でもそのケーブル銘柄、
         敷設ルートが選択された時点で運命は決まってしまうのかも。また、近接機器やスイッチング電源のノイズの影響とかも。

 コモンモード    同相(電圧)。 主にペア線の束全体と、対地又は、装置内のGND極間での電圧。 主に、ペア線に共通して(同相にて)現れる、
            コモンモード・ノイズを主に指す。対地で、ケーブル全体がアンテナの様になって、電気的に揺さぶられている、或いは放射する
            感じ。 遠くで、線路での誘導、又は機器外で発生している事が多いかも。
              類: 縦電圧:対地電圧。
              類: コモンモード・リジェクション・レシオ: OPアンプなど、増幅器での同相電圧除去比(能力)

 ノーマル・モード  相間(電圧)。主に、ペア線間に現れる、ノーマル・モード・ノイズを主に指す。同等→ デファレンシャル・シグナル(差動伝送信号)
            近くの機器、機器内部から発生している可能性が多いかも。一般には、信号線をツイストペア(ペア撚り)にして防ぐ。
            類: 横電圧:線間電圧。
             :"ツイストペア"(ペア撚り:小さな:小信号ケーブル内対) =(同一効果)= "捻架"(巨視的:送電線、(昔の)長距離メタル伝送路)

 地気     アース(大地電圧)に短絡する事。 (<類>="漏電" (電力関連) ("地気を生じる" などと言う事も) )
          *アナログ局入で夜間閉塞サービスなどの為に地気へ落とす場合、実際には直流抵抗では400Ω程度を挟む。

 キヒモ         機紐(電話機コード)             モージュラーコード     RJ11 pach cord

 カッド(カッドせん)   Quad / 2p計4芯のケーブルの事。青/白・茶/黒の組が入っている。ヒトによっては"カットせん"、
              又は”ICTケーブル(銘柄・品目名)とか言う。
              一般には芯線0.4, 0.5, 0.65mmなどがある。どれを使用するかは、電話帯域用では機械室から末端までの
              距離,線路抵抗の上限など仕様で決める。
              芯線の太さでその単体での高周波特性が異なるので、推奨値がある場合も。
              質の悪い安物電線だと(Fケーブルでも最近は同じだが)”ポキッと折れて断線するので出来るだけ
              傷付けないように剥く。

     *代表的国内銘柄例; DKT:通信興業, FCT:富士電線工業, ICT:富士電線, NS:日本製線, ETI:沖電線,など
  
 解放        制御状態・コマンドを取り消す      トロちゃん・アカの用語?   ctrl+X /ctrl+C /disable / end / exit

 出精値引     ネットワークで言う、666 フルアクセスの悪魔のワイルドコード。頼むのはサイコー、お客様は大喜びだけども非常に精神にわるい。

 110        "ワン・テン(one-ten)" 旧AT&T規格の端子パネルの端子、又はその圧着工具110切断刃先例

 押し切り  パンチダウン・ツール(Punchdown tool(=Auto-Impact-tool/Harris製工具例))の内、主に"66端子"(電話用クリップ端子板)用工具で
        (相当品: NTT仕4327(黄/灰色柄)(φ0.4〜0.5用))工具のこと。   66/クリップ刃先例

 はさむ    接続・成端すること。端子台の形状からか。NWでも例えば、"192.168.1.200 にプリンタをはさむ"などと云う人もいる。

 CS,CMなど  末端電話用クリップ端子盤(105、50xタイプ、2010タイプ、4010タイプなど)
 CS        PHS・無線インカムアンテナ       衛星放送アンテナ、又は端子
 BS              (同上)                  (同上)

 PB      プッシュダイアル               プルボックス(接続函)            Pool-Box/Junction Box
          (同義:DT・トーンダイアル。類:DP ) 

 R      "リモート〜"         Register /抵抗器""終端抵抗""ラージアール"(直径・外径)      Router /Rx(受信) など
 P      Primary /"光"Photon〜       "光学式煙感知器" Power(電力) など        Pulling /Primary /Proof /Protected など
 T    電話 "テレホン" "terminal"など      トランス /ネジ端子台 など          Time-slot /Time-out /Toner /Transmit(Tx) など
 D   "distance""distribution(類:IDF・PD盤)"    "ダイオード"など           Del /Depth/ Disconnect /Disable /Direction-unit など
 E      "Ether"/情報コンセント      "アース"(Ed(D種接地),Ea,E1(1種接地),E2,なと)      Embedet /External /Ether など
 L      Line(1pairの〜)                 リミッター / リアクトル                   Lock  /Left など
 I       Iインタフェース                                                 interface(I/F) /in(電源)
 I/O                                on/off(電源SW)                    I/O(電源SW) in/out (入出力)
 POW   Power/電源ユニット(国内)           POW(Prisoner of War=戦争捕虜)               PWR
 TM                                   "ターミネータ(終端抵抗)"
 S      シングル(ライン)/単独                                         Single/ Secondary /Slave
 SG   シグナル・グラウンド/信号接地/計装接地/通信接地                     Signal-source-Genarator(SSG,SGなど)
 PG     パワー・グラウンド /電源回路接地極・端子 /電源側接地                   Power-Good(signal)(→主電源起動確認信号)
 GND     グラウンド/ 電子回路基板内接地側・端子

 2s,4s      2s:6極2芯ローゼット、 4s:6極4芯ローゼット。

 ブレスト   電話回線試験用"線路試験用送受器"。折り畳み式ヘットセット(イヤフォン+マイク)   (相当品:)=Batt Set(PSTN Test Set)Harris TS25D (使用品例)
         アナログ用、 ISDN/アナログ兼用がある。回線試験モニターモードも使える。  簡易ハンドセット例

 つまむ    文字通り、ブレストや、導通試験器などのワニグチクリップでメタル回線や端子台を"つまんで"(モニターモードで)聞くこと。回線判別、
         打合通話の場合も。"試しに つまんでみる"とか。 アナログ電話関係や、構内PBXメタル・ケーブル敷設、末端施工時などにて。
         おおっぴら言いにくいが、芯線の被覆は弱いので、単に"つまむ"だけで、被覆が破れて電気的に接触する。 海外製の通信工事用の
         ワニグチ(arigater-clip/test-clip with bed-nails)では、クリップの先が小形の"剣山"(bed-nails/直径4mm程度)付きになっている
         物もある。(*剣山:ケンザン。針の山。生け花などに使う。又は地獄の2丁目辺りで見られるそうな。)  ワニ口例(Harris)  開いた場合

 スチール    平スチール (リボン状の床下配線用呼び線(類似・簡易工具例))      平スチール          Fish Tape 
 スチール    呼び線/ワイヤ−/ジェット(丸断面ワイヤ様の普通の物)                                Snake
            導電性の物は、闇雲に穴をグイグイ突きまくってはいけない.間違った穴にハマって怒られたり、もしかすると先にはFケーブルのトグロ、
            高圧活線、200ボルト端子とかがいるかも。 特に平スチール。 可能なら1人並行して歩き、通過音とか、先端打音、繰込長さを
            確認する。

 ワイプロ    ワイヤープロテクタ、電気で言えばモールの事(業界・供給ブランドによる)。または、平スチールの代用に使う場合に指す言葉。しかし
          ネギリまくり現場で、平スチール代わりに使ってれば、人件費ぐらいにはなってしまうのでは....

 釣竿            ケーブルキャッチャー                 釣竿/フイッシャー          FishPole/Telepole/Fishstix

 ホットピン   10base-5 のケーブルタップ中のピン。又は、CATV工事で使う、同軸ケーブルタップオフのピン。同軸構造になっている。幹線同軸ケーブルに
          突き刺して中心導体に接触させて、信号を取り出し、又は2個組で迂回させたりするのに使う。

 マルチ    タップが取られていて、パラレルに配線接続されている事。(分枝回路・配線)   Tap-off /mirror-port/ sniffer-port
         (戸内一筆書送り配線、2〜対まで各種など 戸内VDSL時は、いわゆるブリッジタップ状態になってしまうのかも。)

 テレコ    逆接、又は、ミスった事、付線間違い。      (相当?)逆接・逆相・相順間違い         miss pair / reverse(ワザとやっている場合)
         一説では”照レ子”                          (但し電気屋では火災、死人も出る)

 ペア割れ     配線ミス。隣接対と分割・交差。編組(アミソ)間違い >テレコ                  split-pair
            >Alt: 会社によっては"対(ペア)割れ"を指して、110端子の成端点でツイストペアが緩んでいるのを言っている場合もアリ。

 編組(アミソ)   青白茶黒黄白茶黒緑白茶黒赤白茶黒紫白茶黒〜 などと続く(メタルケーブル芯数によって違う)組や、ジャンパ線ペア組を
           配線作業中に、1番から順番に色付のクズ線でバラバラにならない様に紙縒って10p〜20p単位程度〜などで纏める事。
               <アミソ作業例(ジャンパ線作業例・写っている端子台はクローネ(200608)NTT/RSBM施工>
              *構内メタルケーブル芯の場合;一般的には、青/白−黄/茶 青/白−茶/黒(カッド線)  規模から、
                                  青−黄−緑−赤−紫−青/白(ストライプ)−黄/白− 〜 の順番か、
                                  青−黄−緑−赤−紫−白−茶−黒−灰(自然色又は「透明」)−橙(又は青)- が多い。

              *光では、青−黄−緑−赤−紫−白−茶−桃 が多い。
              *機械側用ケーブルで対番は、四角いドットの個数でも線番を区別する。
              *色の呼び例:オ(青)、キ(黄)、ミ(緑)、カ(赤)、ダ(橙)、ト(透明)、ネ(灰(鼠))、ク(黒)、ロ(白)、チャ(茶)、ムラ(紫)。

 (編組(アミソ))                         同軸ケーブルのシールド層の事<電気一般>

 A線・B線   ケーブル芯線ペア対内の呼称。因みに先年一緒になった鉄道電気屋さんのハナシだと、地下鉄は上下ではなく、A線・B線と云うそうな。

 カロ      赤/白組2コ撚りジャンパ線の事。 ミリメートルベース(0.4, 0.5, 0.65mm〜0.9mmなど)
 キロ      黄/白組2コ撚りジャンパ線の事。       (以下同上.))
 ミロ      緑/白組2コ撚りジャンパ線の事。
 オロ      青/白組2コ撚りジャンパ線の事。
 キネ      黄/灰色、2コ撚りジャンパ線の事。
 カロクミ    赤/白/黒/緑色、4コ撚り(2p)ジャンパ線の事。
 オロキネ   青/白/黄/灰色、4コ撚り(2p)ジャンパ線の事。  (*他にも〜6芯/〜3pの組み合わせがある。)

 アメリカンジャンパー  通称。単にジャンパ線などと。太さは、AWG線番読み(American Wire Gauge)。主にAWG24番手(約0.51mm)。国内一般的な
               色付撚線ではなく、不定形なドット模様の付いたジャンパ線。 <例(AWG24)>
               110情報配線盤、統合配線など。傾向として主に国内"電話系"以外の工事会社が初めに手掛けた場合など。(モチ、例外もあり。)

 デュアルケーブル  よく統合配線ビルなどで見掛ける、Cat5E(4p)ケーブル2本が8の字状(メガネ状)に連結一体になったケーブル。
              別称;メガネケーブル。<例>
                *メガネケーブルと言う場合、地方により UHF放送地域等では、「200Ω平衡ケーブル」を指している場合もあり。 (例(撤去品))
                  (同「300Ω平衡ケーブル」:ワカメ・ケーブル」など。)

 統合配線   かつては Cat3〜5eレベルで電話配線(2P)とLAN配線(2P)が一体になっているもの(上図Cat3電話重畳参照)。特定メーカーブランドでの
          言い方では 「コアラインケーブル」などと言う場合もある。ピン配置は、提供会社・機器により独自の場合もある。コアラインの場合、盤室の
          端子盤〜ローカル端子台〜コアラインHUB、コアラインアダプタユニット..などで電話配線・機器系統とLAN機器系統に分合流する。
          デュアルケーブルを使用しているユーザーでは、若番、老番で LANと電話を分けている場合もある。現在は、電話も VoIPにて、LAN配線や
          光パッチに統合される方向。
          この場合は、パッチパネルでジャンパするのではなく、ルータ、SW等のLAN機器内で論理的に経路分けする方向、別の見方では、IP電話/
          PCを、論理VLANグループ分けで配線共通化してしまう。(4p全部をEtherで使う) PBXも ソフト化 (LDAP - SIP連携) 又はアダプター、
          パッケージを入れて等価的にドメインコントローラ配下に。

       *古い機種はパッケージが無く、局入側からしか機能追加出来ない場合も多い。 また現在はロケーションフリー・オフィス化対応などの為
        有線電話より構内PHSとか、携帯電話収容・無線LAN(ローミング)が人気。 構内PHSであれば、何処のセルに誰が潜んでいるか自前
        管理も可能(対応ソフト・パッケージがあるPBX製品のみ)。鉱山などで、切羽集中発破管理システム(インターロック管理)・出勤入坑管理で
        使用しているケースもある。 (余談ですが昔、中部地方のある鉱山で、発破補助者に"大声で"合図確認した"つもり”で、あるいは、全員出坑
        確認した"はず"で発破キーを捻ってしまった事故もあった様ですね。また、転倒発報機能付きで、なかなか難しいですが所持者が(機器を
        所持して)"横転倒"して一定時間経つと、自動発信する機能を持つ製品群もあります。)

       *SW(スイッチ);ここではネットワーク機器のスイッチングHUBの事。(対応する階層範囲によって"L3SW"(レイヤ3SW),とか言う。)
       *同、ダムハブ(Dumb-HUB);リピータHUBのこと。俗称"バカハブ"。スイッチングHUBでも、トランクリンク、スパニング対応しない場合は同じ。
        付線ミス、現調時に見落とすと、ループ、パケットストームの原因−>お客様の前でハマる事に. 他に"なんちゃってタップオフ" "即席ミラーポート"を
        作るのにも使う。

 整線棒(整理棒)                                                  Wiring-Spudger/Probe-Pic

 付線      ”つけせん”作業。端子台など配線作業の事。端子台に線(ケーブルの芯線)を"付ける"。また、1pについて、
          ”どこそこに”挿す”とも言う。
          ちょっと違うが筆者では、cat5e(4p)の、カワムキ〜(LAN用工具例(Made in Taiwan.))〜圧着〜導通試験(定尺切断済みケーブル使用)で
          1日8時間当、130本程度が最高記録。流れ圧着だけなら2時間内の作業で1時間、100本程度。(コキ使いやがって。但し、多少若い頃。)

 成端      配線端をコネクタや端子台へ付線する事。  伝送線路終端抵抗(無反射終端)の接続=成端(回路技術系)     Termination

 繋込み     配線やケーブルの接続工程。特に架への電源配線。 直流での電源配線の接続作業(電源繋込み)は、他社の作業なら安心して見ていられる。

 架       "が" 機器や端子台の積まれている台枠。現在では主に19”ラックを指す。(架台 ≒→チャンネルベース)

 若番      並んでいる端子、ケーブル、ツイスト・ペア対、ローゼット番号の内、数字の小さい(若い)方。 偶数、奇数という言い方を避ける(適切でない)
          場合など。 (VS;老番(オイバン))

 老番      並んでいる端子、ケーブル、対、ローゼット番号の内、数字の大きい方。

 フリアク    フリーアクセス床。二重床。配線を架、什器、タイルカーペットなどの下に通せるようにしたもの。プラスチックのゲタから、軽量コンクリート製
          アルミ合金製スラブまで色々ある。鉄板製の物は滑り易く、誤って落下させると、究極ギロチン効果により、この世の不幸が出現するそうな。
          よって鉄板の物は特に、2重床面に、特に開口部に接近して重ねて仮置きしない。
          最近出て来た(2005)押し出しアルミ製の物は腰にも優しい。ただ機械室内が鉄板に比べて明るくなるので、昼寝には向かなくなる。
                                                          (*ミス防止の為に、20分位は昼寝した方が良いです。)

 フカシ     化粧壁裏にLAN、電話配線する事。     隠蔽配線/壁裏隠蔽(電気)       "大袈裟" 「ウソツキ」の事(ヤンキー?用語。)

           *建設・内装系にて、フカシ =浮かし。躯体から石膏ボード、モルタル盛り、ウレタン断熱壁で"浮かして"居室側壁を造ること。
             壁ウラに配管、電線を通す。

 8の字     ドラムから引き出し、1回目の経路を通線した出口側などで、メタルケーブルを床に、数字の「8」の字を書く要領で積み上げること。
          輪の様に巻かず、8の字様にすると、巻き取り工具不要で、巻き癖除去やキンクせずに2回目引き出し通線作業がしやすい。
          また通線条数が複数ヶ所なのに、ドラム1巻きでの材料支給で別々に準備しなければならない場合、おのおの長さを取っての
          通線準備にも行う。床スペースにもよるが、内線の4〜300p程度迄。あとは無理せず通路に真っ直ぐ引き出したり、巻き取りドラムを
          用意する。 光ケーブルの場合は、ケーブルが高価・断線し易い、ケーブルが硬いなどでほとんどドラム巻き引き出しで作業する。
                                             *柔らかい、宅内用光ケーブルでは可能。実際にはあまりやらないと思うけど。

 切り箸     ほぼ、盆栽・ガーデニング用植木鋏の事。色々好みがあるが、太枝用が安いし人気。カーブした刃が〜200p程度の
          太さの細線メタル通信ケーブルを切るのに、使いやすい。セラミック製とかもある。最近2005には、植木刃物メーカーも気づいて?
          ほぼ同一(グリップは黄色とか赤に)の製品を通信工用としてパッケージ販売しているようだ。
          光ケーブルには使えない。(例えば補強鋼線が入っている場合、鋼線対応用工具を使う) また、CVケーブルの処理に使ってしまう
          通信屋さんも居るが、切断だけで、処理はムケール(*適正に)や、電工ナイフを使った方が芯線を傷つけない。
          因みに間違って光ケーブルを切ってしまうと「ガッ」と刃が欠け、サイフとアタマ、予定表が空白になってしまう恐れが
          あるそうな。一部の電気通信会社では、単に「ハサミ」。 最近某社現場で「万能鋏」などと上品に言っているのも耳にした。

          余談ながら最近は、200mm程度のペンチにハサミ様のシャ−リング刃が付いた便利工具も出ている。低圧CV22〜38、モールでは
          3号以上・ガードマンは無理っぽいが、100p位楽勝で、いずれは光ケーブルもOKかも。ただし、〜1.5mm程度の
          ピアノ線が切れなけりゃならないが。でも、電工ペンチとか,電工ニッパとか"電工”と付くのをを持つのは変な抵抗が
          ある人もいるかも。(*今の所、光ケーブル鋼線はムリみたい。刃こぼれしました。;;(200610))

 ガードマン   註*警備員ではない。(*商品名)床面用のモール、ワイヤープロテクタ。平べったい、円弧形のカバーになっている。
           同等品・類似品→ UDプロテクタ、ワゴンモール。

 フリーレット  主に床上貼付けでガードマンや、モールを接続、X分枝、T分岐させる場合に使う、円形ドーム形をしたプラスチック製品。フリアクが普及する
          以前のPタイル時代、床上電話配線・10base-2配線に良く使われていた。 フリアクが普及した事もあり、またモール本体よりどうしても
          盛り上がってしまいジャマ、電話に比べCat5e以降のケーブルは比較的丈夫、Pタイルと違いタイルカーペットは、モール無しでゴマかす事も
          可能、スーパーフラットケーブルの出現、お客さんが昔ほど美観に拘らない(気がする)、UDプロテクタ用T分枝、モール曲線パーツが出現、
          等々にてあまり使われなくなった感じ。 ただ、急に曲げられない光ケーブル、パチパチ、マメでのツギ足し部分、電源Fケーブルの保護
          屈曲点にはまだ有用かも。
          筆者の場合はハサミやペンチでモールの端を色々切り込んで繋いでしまうのであまり使わないが、高級な現場ではまだまだ準備が必要かも。

 ニッパ−    特定ブランド製の物か、セラミック刃やコーティング品(局内のみ本質絶縁)がよく使われている。
          100(110)mm品の特定ブランド、それ以外を使っているとマズイかも。筆者の親戚(30才程度上)もなので、その世代からの
          伝統のようだ。インシュロックタイをツライチ綺麗に切れる物を選ぶ。100mmニッパー以外の「デカイ」ニッパーは、工具箱に
          隠して使う人も。  (使用例)

 マメ       CCPコネクタ(3M-Uエレメントコネクタなど)。線太さに合わせ種類がある。カッド線の1pを延長継ぎ足ししたり、10p以下程度の小規模MDF
          などの端子台の代用(お客がokならね)に使ったり、タップしてマルチにするのに使う。専用ペンチ(CCPペンチ (3M E-9Rペンチ等))もある。
           ♪両手で同時、親指〜人さし指で「タマタマ・マメマメ」〜などとゼスチャで表現したりするヒトもマレにいる。

            (例(3M製例)) (例(他社MDF施工例1)) (例(他社PBX施工例)) (例(他社、手ひねり施工例))

 パチパチ     SCクイックスナップコネクタ。カッド線の1pを延長継ぎ足ししたり、10p以下程度の小規模MDFなど端子台の代用(お客がokならね)に使う。
           ちなみに光にも”SCコネクタ"があるので、区別の為”パチパチ”と言う事がある。 必ずCCPペンチなどでバッチンと言う迄圧着する事。
           でないと外れてクレームになる。
           また、誤切断をゴマカスのにも「good」なので、パチパチをくれ、と良く現場で言ってくるヤツは要注意でもある。
             (例)  (例(他社PBX施工例))
           
 チップ(プラグ)  俗にタマ(弾)。プラグチップ。現在(2005)の電話工事ではほぼ、通称呼称;RJ11 として6極の2芯〜4芯の物を指す。単に2芯チップ、
           とか,4芯チップなどと。
           ハンドセット用の 4極4芯(RJ9)は、「4極チップ」、とか、「ミニチップ」とか言う。) 厳密な規格としては旧、AT&T 「USOC規格(
           AT&T/FCC USOC Configurations / Universal Service Ordering Codes Conf..)」に由来していて、TIA-968-Aでは、6章に図示
           されている。因みに 6極4芯の、Tyco/AMPの箱には「MODULAR TELEPHONE PLUG 〜(中略)〜 4 POSITION,LINE〜(中略)
           〜28AWG」 となっている。 「6P2C」とか、「6P4C」とかとも書く事がある。発注する際は、電話用”6極2芯プラグ” とか明確に
           言った方が良いかも。 LAN関係の場合は、RJ45モージュラーコネクタの事を指す。
               (例・左上:STP用(PANDUIT製例)、中:UTPcat5e用(PANDUIT製例)、下:スーパーフラットケーブル用、右:RJ11(RJ14)(6極4芯用・AMP製例))

 プラグ      差し込む側のコネクタを言う。〜1997頃までは、「Me」とか「オス」とかとも言ったが、上品に言わないと訴えられるようになったため。
            例:モージュラープラグ。俗にタマ(弾)とも。弾=プラグ。(例:「試験弾器」)

 ジャック    金属接点部分が、穴状になっていて、対向電極を挿入して接続、差し込まれる側の事。〜1997頃までは、「Fe」とか「メス側」 とか
          図面に書いたが、お上品に装わないと逮捕されるようになった。 例:モージュラージャック。 類:カベコン(=壁面コンセント)。

           *類;ソケット;電子部品などを挿入するもの。(ex; RJ45S )
               スロット;溝状で、カードエッジなど電極を差し込む物。
               (IP) SOCKET (IP:port);電線を突っ走って来たパケットが刺さる(ハマる)。

 クイックコネクタ  PBXや、VDSLM、加賀通製;ISDNバス配線用端子台等に使われる、2p〜4p などのコネクタ。(コネクタ・プラグ側例)

 ピロピロ      通称、”ピロピロ。弱電用の配線探査用の発信器。小難しくは、非接触芯線対照器」などとも。Progressive Electronics
             Inc(/Tempo)( 77シリーズ(Tone Tracer Toner)などが有名。 良く電気屋っぽいが違う感じのオジサンが来て、ピロピロと
            パニック音♪(77シリーズ例)がしているのがソレ。その低周波音を電線に流し、それを検知器(同 200シリーズ;
            ”Inductive Amplifier Probe) が有名) で電磁誘導を拾って(音を聞いて)経路を確認する。これら従来のアナログタイプに対して
            耐雑音性の高いとされる、デジタル式もある。ただ、アナログ式は、各社混在して使用出来るが、デジタル式は各社互換性が
            基本的にはなく、ブレストなどで聞いてモニタも出来ない物もあるようだ。 同様な物で電気用に耐圧が高い、商用電源線用製品や
            70KHz〜470KHz程度をキャリア1KHz等で変調して使う製品などもある。(個人的には110v用に、200v耐圧に改造して使っている。)

 −48V      アナログ局線の局給電電圧。因みに通信工業用ルーターなどが直流電源の場合も大体・48Vか、+60V。 電源線色は、旧郵政省系と
           旧建設省系、文部省系施設では、図面の指示線色が違うので注意が必要。 −48V施設ではGND(SG:緑)と+側(赤)が同電位な事も
           多いので機器仕様、図面も確認が必要。電話屋さんが間違え易いのは、低圧交流・単相の配線では「黒」が活線(Hot側(L) 又は
           赤色(H))) 「白」が接地側(N)。 また電力で言う低圧は、交流では〜600V。
           電気屋さんでは−48Vの場合の青線と緑線(SG、PG)を接続して繋ぎ込みしてしまい、色々ブっ飛ばす人とか。
            (参照* 高圧;各社別仕様書   低圧;準拠規格:JEM1134 及び、各省・公団電気設備工事仕様書)

    *スイッチ、ルーター、ビジネスPBX電源は、直流では,6V〜60V程度まで各種ある。モデムやケーブルアンプでは、AC6V〜30V と云うのもある。
     ちなみに古いモデムでAC12V電源指定が多いのは、RS232C用に内部で整流して正負電圧(+/-10v)を作る為。 RS-232DだとAC6V(+/-5v)と
     云うパターン。 ラインドライバ/レシーバは、Tiの SN75188/75189 が大半だった。1995頃からワンチップIC、MAX232(著名 maximによる。1987〜)
     などが普及、+3.3v 又は +5v単一電源でRS−232Cを簡単に駆動できる様になって、普通の直流が出てくるACアダプタ−に切り替わって行った。
     テクノロジーとしては、この時期にpowerMOS−FETが急速に(高速/LowRds-on化)進歩した。
   
    *無線局設備での「高圧電気」とは、交流 又は高周波で,300V以上。直流では750V以上。


 防護・養生   電気通信系では、「高価な通信機器や通信施設、加入者線、線路、建物をいかに防護して損傷させないか」で、その為の養生法、養生材
           (クッション、導電性エアキャップ(プチプチ)、プラダン(導電性養生シート)、端子キャップなど使いで、内向きの志向。帯電防止衣に、靴も
          制電靴(非絶縁)。 テープ色は、黒(端末保護ビニルテープ等)とか、灰色(主に仮設)、赤(警告表示・現用架表示)、黄色(注意表示・光ケーブル、
          切断確認テープ色)、橙(活線・仮設電源盤)、青(休止設備・停電中表示)、緑(作業範囲掲示)など。
          電気系では、「如何に周りの施設、建物、客側機器、人などを損傷させないか」がテーマで、外向き防護の為の養生。養生材、防護管。靴、
          服は絶縁。
          色は、黒(本設)、黄色(注意表示)とか、赤(又は灰、仮設)。 (他、ISO、ILO、IEC標準掲示。 *線色は、通信回線社別色分けもあり要注意。)

          今日は制電靴だったか、絶縁安全靴だったか? 要注意だったりして。      まー最近は値段の事しか何処の客も云わないけどね。

 ビリビリガード (商品名)コンセント後付け用の漏電遮断器。 (注*配電盤側の漏電遮断器より、高速度・高感度の機種でないと付ける意味は無い。)
               弱電:保守・工事時に、工具の漏電で、架や棟内の電源にまで波及・停電しないようにする為、作業電源を取るコンセントに設置する。
                   仮に停電しなくても感電で手が滑って隣の線をブチ切ったりすると、大変なため。
               強電:降雨時など、人体抵抗が低下した時、或いは発塵防止水打ち事の感電防止に仮設作業電源を取るコンセントに設置する。
                   良くあるのは降雨時に人体抵抗低下で、溶接制御器の電撃防止装置が作動しない(→ ケーブル部分等で大電流にて感電)
                   してしまうケースの防止。

        ちょっと違うけど昔、冬の頃、TTL時代からC−MOS時代の境位のとき、とあるシーケンサを修理に来たオジサンたち、TTLのキバンはすぐ直して
        くれたけど、なんか、C/NMOS製のコアを毎日破壊交換していたような..ま、保証期間内?私も(3日ぐらい)休み。休みとなれば今と違って速攻
        スキーとか林道に行ってたし.


 皮手      何処でもそうかも知れないが、皮手袋で普通に作業出来て当たり前。弱電ではUTPケーブル端末処理程度までは皮手のままで。因みに新設
          荒現場で、生コン打設中だったりすると、アレは強アルカリ性なので、素手だと手がゴワゴワ、ススグロになってしまい、ヒトによっては
          家へ帰ってからイジメられるそうな。(又は、ゴム付き軍手)  生コンバイブ使いなんか特に.

     筆者の場合、皮手と、軟らかい使捨て極薄ビニール手袋(50〜100双/〜1000〜円位)を併用、使い分けします。天井や化粧壁に手の油が付かない様に
     荒現場以外、現調などで場合によっては、この使捨てビニ手を利用します。 良く木造住宅の天井に手形とか顔紋とか心霊写真状態になっているのを
     見掛けますが、アレが防げます。 (ケチケチせず、すぐ交換、捨てます。軍手より安価だし.)

     *この方法はビニ手の中で汗をかき、手が汗で濡れるので結果的に(多少穴が開いても)、シリコン・グリスを扱う場合のアレルギーや、変圧器油などの
      ニオイが手に染み付く、いかにもと云う感じの皮膚の油焼けも少しは防げます。5時から対策"にも有効。


 FTC(エフ・テー・シー)    モージュラーコード

 ネジリッコ           ビニールタイ(ビニタイ)      (基本的には使わない)         鉄線 <植木屋>

 ワゴ(wago)        IV線用差込端子・速結端子     差込<各社製品例>   <実装例1>   <実装例2>

 110       よくある、AT&T "ワンテン端子台、又は工具。 キーストン端子の一種(代表例)。 110切断刃先例

 クリップ端子板   AT&T 66端子板類似の端子を持つ端子板全般〜 105,2010,4010など。   クリップ端子切断刃先例

 クローネ      Krone端子盤、又は そのパンチダウンツール <端子台例(200608 NTT/RSBM500 施工)>  <端子台例2 (200508)>  KRONE/110兼用刃先例 

 ビックス      NORDX/CDT QT-BIX 端子盤、又は そのパンチダウンツール  BIX切断刃先例 <施工例1> <施工例2>

 クワンタ/SDI(or 3M) QUANTE(3M)-D system 端子盤、又は そのパンチダウンツール  3M刃先例
           3Mの社名は、ミネソタ〜。因みにミネソタは、モリブデン(Mo)の産地で著名なので、4っの"M" が並ぶ≒クオンタム≒QUANTE なのかも?

 VS     R&M社製"VS端子板"(Kroneに似たスタンダード)と、高密度の"VSコンパクト"端子板(QDF Eブロック端子板似)の2種類ある。
           <VSコンパクト端子台例 (機械側ケーブルの成端中例(200608)他社施工)>  VSコンパクト用簡易工具例

 200u       NTT様仕様、200号u端子台(100p。 200ut とも。)<端子台実装例(200607) NTT施工>
           Uスリット端子による端子台。打ち込み、付線の押し切りは、UCT-A工具(Uスリット結線工具A)(例)を使う。
             *幅の狭い縦長の「40号ARR」端子台(保安器)(128p)もよくある。(40号ARR保安器 → アレスタ−付 → 外線・局入用 )

 110ブロック  AT&T ワンテン・ブロック端子台。110キーストン端子(Keystone)が3〜5個連結しているもの。上下2段になっており、下の段に配線側、
          後で打ち込む、3〜5連の上の段にジャンパ線を打ち込む。 統合配線のMDFなどで良く見掛ける。4又は5連が大半。 打ち込む衝撃が
          大きいので、どうしても既設が外れてしまう可能性があるのを念頭に入れて作業する必要がある模様。勿論、ゲンナマ実弾・菓子折り、
          人柱現場代人、人柱営業担当者も用意する。筆者も人柱責任者にされそうになり、あやうくよけた事も。   (5pコネクティング・ブロック刃先例(互換汎用工具例))

 クシ      110ブロック、BIX,KRONE,などキーストン(Keystone)端子列部分のパーツ。端子が、頭髪用の櫛に似ている(特にQT−BIX)事から言う。

 リテーナー  クシのカバー。(BIX) 接触防止に必要なときに使う。

 示名条    (示名状,示名片) 端子番号や、ボタン電話の名入れプレート。

 荷札    ケーブル・タグ、ケーブル示名条のこと。角札、丸札、胴巻き、など各種形状がある。手元と対向を裏表、違う色で記入する。(各社で色も様式も違う)
        最近は個人情報保護の絡みで、外線関係は付けない,(又は、人間には読めない様にする)方向。  

 ギガパンチ   110 類似の高密度端子台  GPST刃先例

 その他工具例:  屋内平行線用タッカー 今では殆ど只のタッカーとしてしか使わない。


         :  避雷器試験器 ナカヨ製。ゲルマニウムのパワーTRで動く。もらい物を修理。でも使う事は無さそう。
                アレスタを損傷せずチェックできるのがミソ。1KV(950V)メガ機能付き。
                 *メガ:参考:英:http://www.megger.com/uk/


 メーカー等参照:  全国通信用機器材工業協同組合
 

[その他メタル関連]
 2004頃から、光に対して、銅線を使う通信路をメタルと言う様に急速になった様に思います。 その頃、ある電話屋さんから、"この図面の"メタル"っちゅうのは金属管の事かな?
 イマドキ金属管っう指定も珍しいね〜 と、言われた事が有りました。そりゃ、今まで2〜3世代100年位、銅線の通信路しか無かった訳だしね。某社では2010年までに
 メタル全廃(外線)と言う電話屋さんには衝撃の資料を電気屋さんへ撒いている模様で、こないだ電気屋さんに「ホレ」てな感じで見せられた。(200609)

  〜気分的には,
     電気: スター配線のノリ。ヘタ打つと1回で客に死人が出る。200v以上は特に。切断するのは”あなたがどうぞ” クレーンとかで。
          弱電のヤツ、物理法則・積算原価〜電気・現実の怖さわかってんのか? コレ何アンペア流れると思ってんだ. 道具もロクに持ってないしー
          芯線キズ付けまくりやがって、見た目キレイなら良いってモンじゃない。75v以上はやらんのか? 〜と、思ってるかも。
          ちなみにアレ、高圧ケーブルは、同軸ケーブル(構造)、しかもトリプレックス(3本組1回線)になってんだぜ。
          弱電屋からは、"荒現場下衆のくせに"などと云われているかも。(弱電は少し〆ていじめておかないとな.)自称通信屋さんは、圧着工具と言えば
          "黄色いぺんち"で何でも圧着しようとするので参る。注意してもタメグチ・口答えだし。
          物理世界のインピーダンス、〜約11Ω(2sq)平衡、又は不平衡.  (*インピーダンス、損失角は周波数によりかなり暴れる模様。)

     電話: 電線は何処までも何処までも♪〜電柱、管路、海底ケーブル♪〜くっつき別れ継ぎ目も無く何処までも〜。
          他社入線準備したケーブルがPB(プルボックス)内で、スター配線のノリにて編組、丸札(マルフダ)無しで切れてるとパニックに。電気屋のヤツ−とか。
          「切断」するとクレームの嵐、A級3回ヘタ打つと実名入り全国(業界)紙報道の上、死刑に。 
          友子徒弟制度のようなフンイキの物はあるが、資格は事実上存在しない。 ある意味、電話やPBXは"メーカー商品"(線も含めて。)にて
          専用機(オフコン)に近い閉鎖性もあり汎用機器・公開規格ベースのネットワーク系とは空気も違う。
          ネットワーク君からは、"不気味・何言うか解らん交換機屋」と思われているらしく、クチを利いてもらえない。電気屋からは"トーシロのくせにお高くとまりやがって"と
          思われているのかも。
          物理世界のインピーダンス、約50Ω(0.5φ)〜600Ω平衡 (*PSTN、ISDNでは、棟内φ0.65−推奨)
                
    CATV:  停波するとマズイ、とかで真夜中にやろうとすると”金属バット所持の怖いオジサン」に会う事もあるそうな。こないだ、バットのオジサンに昼間会った。
           下流が多い分もあり、ある意味、電話よりクレームが怖いのかも。 バットのおじさん、実はPowerMAC〜でC++をやるのが本業だそうな..
           物理世界のインピーダンス、50Ω〜75Ω不平衡

  PC/ネットワーク:
          途中は何でも何処でも何で出来てても関係無し。水面の上に出ている"ノード"の多島海の感じ。水面は技術商品のカオス状態。
          周りのジャングルは猛獣だらけ。釣竿、撒き餌、ステルス、バックドア、トロージャン、フェイク、ピング、トリップワイヤー、と何でもアリ。
          電話・電設屋さんからは、”何しでかすかワカラン・ブキミな宇宙生物」と思われているらしく、クチを利いてもらえない。
          3回大ヘタ打つとクビなのは同じかも。 資格は事実上存在しなかったが、近年急に重視される様に。 こないだ某超大手社へ打合せに
          行ったらSEじゃないの?現場の人?なんて言われた。なんか凄く疲れた。しかし安くなったし、今では昔(僅か数年前)と違って、企画・技術営業〜
          個別プログラミング/コンフィグ作成〜構築設計・施工・検査〜保守管理系(ITIL)と、上流〜下流と工程毎に職種が細分化・専門化(しかも
          ディープ)され(階層的に当たり前になり、市場規模も巨大に)、階級毎に言葉まで違う様になり、マチの電気屋は価値観、服装から相手に
          合わせないといけない。
          物理世界のインピーダンス、約50Ω(0.5φ)〜150Ω平衡、又は不平衡(メタル)、SM(エスエムというより、シングルモード光)〜等

  機器販売:  みなさん電磁気、誘導、波のオーラを感じてほしい! (ホドホドトラブル(但し施工など他社)は、ぜひ コンサルタントに!)
          なぜかNMAP掛けられまくりのお客さん、コンサルタントは見た。ディープな現実..
          物理世界のインピーダンス;いろいろフォースによる。



 保安器    住宅などへ局線(外線)の引き込み点に付ける、避雷器などを内蔵した接続箱。メタル電話、CATV用などがある。

        *最近(2006)首都圏では急速に集合住宅用などMDF設置のメタル局入保安器が、6SUBから、「7号形10回線
         加入者保安器筐体(7SUB10B)、7号形遠隔切分け機能付保安器ユニット(7PT),7号形信号線用保安器ユニット(7PS)などへ
         移行している。電気屋的見方では 6SUB(W150xH120mm)より外形がやや大きい(150mm角)ものの、薄くて(20〜35mm)
         重ねて(〜3段迄) 設置でき、そのように要請も出来るので結果的に盤・場所の節約になる場合もある模様。
         ただ、6SUBと違って局入を一気に工具で圧着出来ず、いちいち1芯づつ処理が必要、また重ねて実装した場合、下の段へ
         再度ジャンパする際などには、生きている線を触らなければならない、後でDSL等現場調査確認は困難などの注意点がある
         模様。
       (NTT回線例・盤内・6sub集合保安器/PD-SS)
       (NTT回線例・盤内・7sub集合保安器(重ねない場合)    (NTT回線例・盤内・7sub(多少重ねてもらった場合)
       6PT/6sub集合用保安器例(全面)  (端子面)  (内部)                  5/6PT住宅用例  (内部)
       ケーブル、TVアンテナ用例   75ΩTV屋内配線用避雷器例   50Ωケーブル用避雷器例

 送り配線  主にアナログ(メタル)電話末端の配線形態。1p(1ツイストペア線)の戸内電話出口(RJ11モージュラージャック)が全て
        L1-L2端子の、各部屋複数のジャックに接続されている状態。配線や配管は"一筆書き"になる。NTT回線の通話用で
        あれば可能な限り一番末端の RJ11ジャックに、コンデンサ付を使用する。 このコンデンサは、サージ抑圧だけでなく
        局舎から末端までの線路を終端して、メタル用保安器に内蔵されている自動折り返し機能 (遠隔切分け機能付保安器
        ユニット/6PT,7PTなど。但し最近はアレスタのみで、折り返し機能の無いタイプが多い。)と共に、回線試験、線路抵抗
        測定にも使用される。 また最近では契約先の回線によって、最大負荷、接続可能電話機台数が違う(契約品目)場合も
        ある。
        デジタル屋さん的には、"バス配線"。 若い人は”バス配線”、一般・線路・電気・建築設計では”送り配線”と言う傾向。
        古い回路屋さん的にはデイジー・チェーンなどと。


 バス配線  コンピュータ内部のパラレル・データーバス形式の通信路・回路。電話関連では主にISDNの、S/T点配線。(Sバス;
        RJ45(RJ48) 2p-計4線)                ( >*一般にはRJ48仕様指定が無い限りRJ45を使用してしまう。)
        又は主に NTT-RECOMM(レカム)シリーズ、構内電話交換機(ビジネス電話機)などのローカル側(電話機側)に使用される。
        因みに、古い機種ではショートさせてしまうと、PBX内パッケージのヒューズ(もちろん特殊)が飛ぶ。
         (その時代にはポリスイッチ(註*商品名)はまだ無かった)    (*現在のビジネス用PBXは、1p-2線式スター配線が多い。)

 スター配線  メタル電話配線をTV同軸や屋内電気配線の様に1ヶ所(端子台又は機器)から放射状に配線する様式。TV・電気・LANの
          スター配線用配管と、送り配線用部屋渡り水平配管を同時施設するのは面倒、また単価都合など電気屋さんが電話配線を
          すると、殆んど電気配線的なノリでスター配線になる。(2005) また近年、マンションなどの建て方で、壁厚が余裕無く
          躯体埋込配管がしにくい、内装が躯体壁面や梁に直貼りされ、配管余地が天井内照明器具分程度しかないなど、
          壁面下部を水平に送り配線・配管出来ない(しにくい)、マルチメディア配線器具の一部も、スターを前提に作られている
          などの要素もある。電話帯域なら問題無いが、マルチ出来ない ISDN(U点)、帯域の高いADSL、VDSLでは問題に
          なり易いので、導入可能性について施主様側に確認の上、コストダウンした方が良いかも。

    *VDSLで、仮にクロック100MHzとコジツケした場合、1波長の電気長は3M程なので、単純にその1/4=75cmのスタブ(枝線)でも
     影響すると思いますね。それは極端としても、高域側12MHz迄とすると、約25m/4=6.25m程度と、ほぼ、スター配線の各戸屋内
     配線の長さ範囲が十分入りますね。(後工作で回避する工事人秘伝のタレは各社、あるみたいですが。)
     モデムに内蔵されているDSPチップの計算能力や、デジタルBON(又はイコライザー)が、この数年で物凄い進歩したので、
     工事段階での要求は緩やかになった感じはあります。
     既設物件で一番簡単・測定器も、後付終端、チョーク、スタブ追加などカネの掛かる部品不要の対策はズバリ”余計な線を撤去”
      ”端子台で抜いてしまう" しかないのかも。 十分関係先合意の上、記録作成、元に戻せる様にしないと、後でまたクレームに
     なってしまうと思いますが。

      関連語句:グクッて検索
       (BT・通信線路系:) ブリッジタップ 
       (回路技術系:) オープン・スタブ  ショート・スタブ  スタブ・チューナー   可変同軸管

 ローカル側  "LC" NTTなど、WAN側回線(局入り)に対して、ユーザのビル内の回線、又は機器、ケーブル、端子台。
          電気で云えば"負荷側"

 機械側    MDF内の端子台列などで、ビル内用PBXなど交換機器が接続されている部分、ケーブル、端子台をさす。
 
 局入り    "COL" MDF内の端子台列などで棟外WAN側、NTT局線など外線、加入者線が接続されている部分、光・メタルケーブル・
         端子台をさす。局=その盤のある(小さくても..その)ビル、建物の事。 主にPBX系の言い回し。
         なお、MDFやIDFなどの用語は、JIS X5150:2004 にて情報配線として統合的に、BD(ビルディストリビューター)、
         FD(フロアディストリビューター)などに変わる方向らしい(定着するかな? 2007.08)。

         関連:「商用ビルの通信配線基盤の管理規格,ケーブル・ランニンクリスト作成・命名ルール」:TIA/EIA-606

 足回り    足周り回線。ユーザー・ビルの通信回線・局入り、WAN側回線のこと。ノード、NWや電話というより、コンピュータ屋、
         大規模加入者・ユーザーサイドからの感覚・見方。

 伝送機器  広義には交換機〜TCP/IPネットワーク機器も含む。ただし、特に”私は伝送機器担当です”と言った場合、主に(何れかのキャリア、
         又はベンダーの) MPLS系伝送機器、ATM系伝送機器、SONET/SDH (or, PDH/SDH) プロトコルの"専門性"を指す場合もある。
         (光、又はメタル)伝送と言っても境界は次第に曖昧に物理層〜 通信品目の1種みたいになっている気がするが、主に所謂”伝送系”の
         ひとが使う。 伝送がピンストライプのローマ帝国司祭なら、PC,IP族は、ゴートかゲルマンのシャーマン、VoIPはドナルド・サザーランド
         と云った所?だったかも。 数年前からIP伝送、NGNなどと云って頂ける様になったか。

         コンピュータ関連分野では、色々あった通信プロトコルも、TCP/IPベース( 〜over TCP/IP )に統合される方向がつづいた。1昔前は
         TCP/IP機器は感覚的には含まれない、"新参者"だったような。 いまは逆に、Ether,TCP/IP接続性が無いと製品の価値が薄れる
         風潮(レガシー〜 とか)。ま、電子機器もFPGAベースで、実装されたままピン配は勿論、数式・機能を変更できるのが当たり前な時代
         ですし。

         数年前のある現場調査。ホコリまみれのモデム〜オフコン、開発カイシャ聞いた事が無いような、プロトコルを動かしてた。お客の面前で
         顔面蒼白。光・tcp化できんのか?;++;..回線整理、部分更新提案でなんとか乗り切り。その後、リプレース、完全PC化。

[外線関係]

 電柱の足場ボルト  ■四角頭:東電柱 :電力会社様管理の架線柱。
              六角頭 :NTT柱 :NTT様など管理の架線柱。 (電力系では"NTT小柱"などという)

 ヒューズ   電話外線系では、要は保安器の事。この中身、昔は「熱線輪」とか、通信用ヒューズ、というのが本当に使われていた。いまは"ポリスイッチ"
          (最近は一般名:"リセッタブルヒューズ")に転換の方向。今でも専用線施設や、保安器の基板実装タイプ、古い回線設備には残っている。
         概ね50才台以上の人々のみ使用の感じ。(2006)

         (ポリスイッチ例(レイケム製PCB用)
         (ソケット用ヒューズ例(*丸形もあり))    (ソケット用ヒューズ例2)
         (PCB実装用ヒューズ例(ラジアル形例。その他、メルフ部品形、アキシャル部品形など。))    メーカー参照例1:SOC   例2:リテルヒューズ   例3:KOA


 SO      Subscriber Order略/加入者契約申込(加入者調書) (電話系一部の会社でのみ使用。) /(国内現在は主に:)"サービス・オーダー"

 RSBM   都内では2006年初め頃からNTT回線での光収容対象物件、地区など急速に新築マンションなど集合住宅に普及・配備され始めた
         (ユーザー)構内用の、光/メタル電話変換装置(光アクセス装置)。丁度、同規模(端末数)程度の電話主装置と、ほぼ同様の大きさ。
         NWのE/O変換器(メディコン(M/C))にあたる。 要は、ISDNの”光ケーブル版”だそうな。棟内メタル側は、ISDNでもアナログ電話でも
         どちらでも接続・設定可能。 局給電はされないので、主にユーザー建物の共用部電源を使う。(*電源要) 停電対応は、バッテリーを
         積んでいる。(要打合)
         中〜大規模案件では、施主・建築様側にて、通信機械室(MDF室)専用の非常用蓄電池設備や、発電機を準備・計画する場合もある。
         また現在は予備の在来メタル回線も管理用に数回線確保する場合も。  (停電対応以外、ISDN以上に対応のサービスでは手配不要。)
         光収容となる場合には、RT繋ぎのメタル回線と同様、ADSL は使えないものの光ケーブルが入線するので、別の空き芯線にて"光インター
         ネット(*棟内光配線が必要)、又は、MDF〜棟内電話線を電話共用にて使った VDSL 対応が可能。
         1方、メタルは以前は”戸数x2〜3"程度(商業ビル,3〜)打ち合わせだったが、特に言わない限り ”戸数x〜1.5"程度になった。(2006)
                               (但し、光化も考慮して、在来通りメタル+インターネット拡張用の盤スペースを計画・用意する。)

         盤スペースはメタル用以外に、光ケーブル用PT盤(PT:(ピー・テー盤)八万鍵付き壁掛盤(SS(〜8芯)〜L(〜200芯)等各種あり))設置用木板
         又は、メタルMDF盤内に、PD盤(鍵なし。カバーのみ)(主に SS(最大8芯) (〜(L)最大200芯) 等を併設)、RSBMスペース(=床面の
         スペース+周辺の保守スペース(パッケージ保守スペース))、インターネット機器盤(大きさは施設内容による)分が必要。他、D種接地(SG(
         通信機械専用接地))、通信キャリア別専用CB/ELB(幹線側ELBは、外構、共用照明と別が良いと思います。)、通信キャリア別装置コンセント
         機械室内保守用コンセント(照明系統共用可。通信機械とは別CB、ELB系統が良!)など..

       *系統をキャリア別にするのは、局入は別として、機器ごとの故障切り分けを確実にする目的、保守管理対策、また通信が(マンションでも)建物の
         全体で全滅しない為にもおすすめ。後で施工側へ弱電からの"問い合わせ"(大概は無償要求..)を予防するのにも。 現在、インターネットが
         ワカモンの”遊び”という時代は当の昔に過ぎたと思いますし。
             (更に30年位前は、マイクロチップをイジっている、というと、八王子のイナカでは不良の一種みたいに言われた時代もありました.)

         換気・空調は最大、0〜40℃ 80%RH以内(RSBM以外の全通信機械も含めて、全発熱量分KCal以上) 別にあと結構多い問題点としては
         (MDF引き揚げ、局入の)管口のパテ埋め(ハイシール(銘柄名)など)が、漏風・結露防止 〜完成引渡後のクレーム予防に効くと思います。
         余談ですが、漏風がらみで筆者が対応したケースでは中古物件で、防火隔壁、管口が閉塞されていず、下階の店舗兼事務室から上階の
         分電盤へ通じていて、下階の換気空調圧力から上階分電盤にホコリが移動、堆積、端子緩みも伴い発火、ボヤになってたケースもあります。
         このケースではその後、補修点検を受注したものの、下階が実はソノ筋の方で、補修立入・施工交渉がチト(気分的に〜)大変でした。類似
         のトラブルの(予防的な)ケースとしては新築案件でCATV引込と受電が接触平行していて、地域会社へネゴしなおした(電話しただけ..)
         ケースもあります。
  
      *木板は一応普通は "ニス板(ウレタン塗装の端子台用木板(合板)。電気材料卸や、通信工事材料卸から任意の大きさで買える。ただ今は、
        素のベニヤ板(2003)とか、ウレタン塗装コンパネを使う会社もある。
         *木板・PD〜ONU部分他社施工例・光だし接地もあるだろし問題は無いかもと思うけど、実はPD板の隣は棟内高圧電線管だね。
        
       ニス板例1(戸内スター配線電話端子台例)(2005)
       ニス板例2(PT-S(〜40芯)/Panduit/盤室・構内LAN用例(*施工中)(2006))   ニス板例3(PT-S/Krone/200UT/盤室例(*施工中))(2006)
       例1(PD-SS/6sub保安器/CATV/壁掛盤例(*残念ながら他社施工中))(2006)     盤内・PD-SS (正電社製例)
       例2(7sub保安器(重ねない場合)壁掛盤例(*施工中))(2006)    例3(7sub保安器(多少重ねてもらった場合)壁掛盤例(*施工中))(2006)
       例4(6sub保安器(アミソ、ロイト掛け中。(蝋糸(通信工事用ビニロン糸))(2005)

       *商業ビル、光先行配線、RSBMによる光収容(→専用線扱い→鍵付きのPT→NTT側鍵管理・ダークも盤内SCコネクタメス渡しで回線卸)などでは
        鍵付き盤室、鍵の掛かるMDF盤の中に、更に鍵の掛かる、PT盤を設置となる場合もある。周辺スペース調整、入線時期・手続きがメタルとは
        相違する面もあるので、その新築案件でどちらが来るか、開通現場調査担当、開通コントロール担当、施工定例などにて確認した方が良。
        打合施工上は、電気側は通信へ、 弱電・NW側は、電力に対する、 設計・設備管工へは両方の内線規定,既知施工ノウハウ、保安基準を
        アピールする必要がある。

       *ピットは完成後、平野・低地などでほとんど全てのケースで〜数日で水没、又は湿潤化、結露します。わずかでも水溜まりが出来ると蚊の巣窟に
        なってしまうので補修など再立入予定が有るなら気休めながら可能なら隙間を全て密閉するか、(自然)浸透升、ベント・排水を虫避け網入りに 
        (施工上可能なら)(発泡ウレタンでスキマを塞いでしまう等も。)する。
       <ピット施工打合風景例(*隠れているが全員、酸素濃度計携帯)>   <入口>    
       <ピットのダメな施工例1(*他社例)>       <ピットのダメな施工例2(*他社例)>
       <蚊の発生:屋外自立MDF下マンホール溜水状況例(土台スキマ*他社例)>     <ピット排水例(フロートSW式強制排水例)>


 ONU   NTT系での O/Eコンバータ(M/C(メディアコンバータ(メディコン))。法規上・機能上、(光の)公衆網に接続して光回線終端装置(Optical-
       Netwark(-terminal)-Unit)となっている所が、一般NW機器のO/Eと異なる。いきなり光コネクタではなく、ハコの中にファイバー巻取り部、
       メカスプホルダ(接続トレイ)も入れ込んでいる。各社で上位レイヤNW機能、SNMP、回線監視機能など組み込んでいる独自仕様もある。
       NTT系以外の光(公衆)回線提供会社様では殆どは、M/Cと言っている模様。

 V−ONU NTT系での、CATV用 O/Eコンバータ(M/C(メディアコンバータ(メディコン))。出口はFコネクタになっており、内線工事会社がシームレスに
        施工可能。(場合によりフィルタは必要。)
 
[外線工事風景]


[電気内線工事風景]


[端子盤工事風景]


[PBXの風景](ビジネスPBX(自営PBX)
 一般・平均的な用語例;

 主装置:      電話主装置。自営交換機(PBX)本体の事。「基本架」と、それに追加される「増設架」がある。停電時用バッテリーを内蔵、又は
            直流電源など複数電源へ接続、或いは電源ユニットを2重化出来る様になっている。 2重化電源は、基幹施設用、
            又は通信工業用ルータでも同様の物がある。現在、ビジネス用PBXは、アナログタイプのボタン切り替え式は殆どなく
            デジタル多機能タイプ(DPBX)となっており、ローカル側は殆どは1p-2線式(L1/2又はL3/4)。多くてもSバス式とか
            ちょっと古めでも4線式。

  SLT:      単独電話機、又は、そのパッケージ(SLT、SLU 又は、SLI) のこと。 メーカーによっては単に”LC”。

  LD−SLT:   長距離内線単独電話機対応(長距離線路 600〜2500m〜用などを 〜駆動可能な)パッケージのこと。比較的高い電圧で
            駆動が可能。 メーカーによっては”LT(内線)” "LLU"

  COI:       アナログ局入り収容パッケージのこと。4COI:局線4回線用など。又は、”COL”
            メーカーによっては”CBT”(ex;4CB、4CBB)。

  BRI:       ISDN局入り収容パッケージのこと。1回線のBch数(回線品目)とは別に、局側との論理・接続形式・契約には
            P−P接続、P−MP接続などがある。また、U点収容対応DSU内蔵などもある。8BRI :局線8本対応など。
            メーカーによっては”BTK”(BRI (64) ”PTK”(PRI (1500) 、又は ICOB 等。

  ESI:       デジタル多機能内線電話機収容パッケージ(NECなど)。16ESI :16台対応など。 また、ローカル側パッケージを
            指して ”LC”とも。メーカーによっては”DL” 又は ”EU” ”BU” など。

 パッケージ:    PCでのアドオンボードにあたる。回線収容、DP/DTMFコード解読・送出、交換機能、回線保留応答、留守番応答・
            蓄積、VoIP収容、などの各種PBX機能を実現する追加ボード、又は機能ブロックを指す。交換機本体(主装置)に
            最初から追加パッケージによらず既に搭載、又は工場組み立て時に搭載されて(挿されて)いる物・機能は
            「初実装」。

 コンソール    交換機の番号計画、テナント/内線グループ設定、鳴音(パターン)設定、夜間切替、公専公設定、局入設定、閉塞
           発着信番号識別(発信経路選択、課金、許可、発信阻止)、インタホン、会議接続などの各種機能を設定する専用端末。
           産業用ロボット用プログラマ風、電卓風の液晶端末とか、オフコン風の物とかある。また、特定内線ポートに接続した
           多機能電話機から特番を入力しての設定、最近は、Windowsソフトにて、汎用ノートPCにて動作するソフトウェアに
           なっている物も多く、Webコンソール内蔵になっていたり、TCP/IPにてリモート接続、TELNETで操作可能な物もある。
           メーカー、機種シリーズにより、また、毎年バージョンアップにより基本的に違うソフトになる。

           交換機のCPUカードへの接続は、かつては、専用ポート、 RS-232C、RS485、特定内線番号へのモデム接続などが
           多かったようですが、今ではLAN接続、内蔵ルーター経由WAN接続が可能な物が殆どです。筆者らの構築では2004頃
           からLAN/VPN経由にて設定可能にするケースがあります。 (工賃、販売施策、人繰りの絡みでイロイロありますね.)
           機械からLANケーブルが出る所は、お客様に見られたくない、と言う向きも有るかも知れません.. 特にWeb設定は、
           知られたくないですねー(ゲロっちゃいましたけど)

           交換機CPUのOS、関連ソフトウェアには、スイッチやルーターのレイヤ・オプションと同じに、オプション機能、追加の
           ハードウェア・パッケージに対応した色々な追加ソフトウェアパッケージがあります(中型〜機種。勿論有料)。


     古い交換機で、コンソールソフト、I/Fカードが FM−Rとか、PC9801 でしか作動しない、のでコワレたFM−Rを直してくれ、
     という注文があった事がありました。大形交換機などでは極めて高価な為、コンソールのトラブル位でオイそれとは交代出来ません。
     簡単に引き受けたもののその端末、HDDは、シングルエンド50pinSCSI、最近のヤツは同一I/Fでも認識さえしない..
     しかも領域20MB以上は動作しない条件あり、とかで必死で部品ホジリ、八王子のイナカ倉庫の奥から発掘したドライブでようやく
     再稼動していただいた..なんてこともありました。 もう一回あったらトラウマですね。赤字だし。


 閉塞       装置端子の機能を停止、又は接続しない事を交換機に設定する事。あるいは使用停止ケーブル、線路末端を切断、養生
           すること。
           PBXの場合、これを行わないと例えば局入りで、回線が接続されていないにも関わらず、あたかも接続疎通可能と
           見なされる為にトラブルが生じる場合がある。内線では、電話端末が繋がっていない線を閉塞しないと、設定によっては
           例えばラウンドロビンさせる場合、タイミングによっては全くつながらない様に見えるかも知れません。
           NWで言えば、スパニングによる閉塞、又はコンフィグ指定するようなイメージ。 (img:"Administratively down")   
  
 単独電話機:   アナログ、又は、ISDNの通常の電話機で、交換機と連携しなくても、単独で網制御・起動できるもの。普通、
            電源は網側からの給電(局給電)のみで最低・通話だけは動作でき、その外部電源は不要。
            要は一般家庭にある、局線じか繋ぎの、フツーの電話機の事。 フツーは電源不要(局からの給電のみで作動)。
            (但し、ご存知の通り、留守番電話機やFAXフォン機能は、AC電源が無いと使えませんが。)
              NTT ISDN単独電話(留守番電話機能付) S-2000 (例)

 多機能電話機:  普通、宅内PBXと連携、電源供給を受けて作動する電話機。構内PBXに繋がないと動作しない。(1種の"スレイブ"機器)
            デジタル内線電話機などとも。 小規模施設では、主装置機能を内蔵した「親電話」と、多機能「子機(子電話)」と言う事も。
            設備や主装置についても比較的小規模の物をボタン電話、中〜大規模な物を、交換機などとも。


 ボタン電話    一般にはビジネス多機能電話機を言う。また業者的には、網制御機能など主装置の機能が、多機能電話機の内の
           1台を親機として、その親機側に一体化されている物、又は一体化できる小規模の施設で、親機〜子機で合計〜10台程度
           までを主に指す。 主装置架があるものは、ビジネスフォン、ビジネスPBX、構内自営交換機設備などとカッコ付ける。
           現在は実用的には全て電子式、かつ、デジタル式(8KHzセントレックスなど以降)のみ。本来の意味は、PB(押しボタン
           トーン・ダイアル単独)電話機や、ボタン押下式回線切り替え電話端末。


            ボタン電話と言えば文字通り「回線釦」列が電話機に付いていて、ガッチンと押して切り替えるものが、かつてあった。
            昔の昭和40年代以前の写真で、鉄道線路に沿って、細い電線が沢山架けられていて、四角い団扇(参考Web)の様になっている
            電信柱(通信線)が続いているものがあるが、そんな時代のイメージ。保安通信線も自動ではなく、電池を内蔵していて
            給電可能なハンドセットを使ったりする。 (今でも消防用や、工事打ち合わせ通話器(ブレスト利用など)では同様な物を使う。)

            現代のボタン電話は、宅内ビジネスPBXの多様な機能を実現、利用する端末機能を備えていて、ボタンもいっぱい
            (〜32釦〜とか)付いている。また普通はオプション、或いは特定役席用などだけ、一般多機能内線電話機に対して、
            停電電話機(停電対応電話機)」もあり、選べる。 これは各社製品共、交換機が停電で停止しても単独電話として、PBXを
            飛び越えて直接、局線(網側)に接続・起動する予備機能と回線接続回路を備えたもの。
            また、ボタンだけ”ビッシリと付いた、主に受付卓用の 「DSSコンソール(又は ”DLS”)(集中受付装置)」と云うのもある。

  PB        トーンダイアルのこと。プッシュボタン式。DTMFコードで送出する。DTとも言う。
            NTT回線の場合、かつてはDPより付加機能にて、料金も高かった。(2006)
             *類語;ヘイズATコマンド(NCUコマンド): ATDT
  
  DP        パルス・ダイアルのこと。 20PPS(20バルス毎秒),10PPS(10バルス毎秒)。
             *類語;ヘイズATコマンド(NCUコマンド): ATDP

            みんなのうちにあった、あの黒電話は今ではプレミア品。撤去品を棚になにげに置いておくと必ず無くなりますな。先年、
            撤去に関わった黒電話には「共電式電話機」(局側給電加入者線対応の意味)などと書いてあった(書く時代もあったのかもね)。
            試しにバラして見ていたら、壊すな」なんて怒られた。DPでは、ウマイ人だと,カワムキしたリード線でもちゃんとダイアル
            できたり、PC関連では交換機の動作中に電話機からモデムへ素早くハメ替える技(註*国内ではない。某東南方面)とか
            「音響カプラー」なんてのもあったりした。


            *ビジネスPBX、ボタン電話等の個別機種・商品については、各メーカーにてどうぞ。



[昔、よくあるLANトラブル]

 1,10年程前、施工の件;
    今日、朝から印刷が出来ない、緊急になんとかしてほしいとの激怒の1報。
    渋滞を乗り越え、なんとか現場到着。見た所NWには異常なし
    なんか、プリンタのLEDが点滅している...インク切れ。残業の人が、使いきっていたようでした.
    給湯室があったので、インクカートリッジを漬け、とりあえず緊急分を印刷。

 2,10年程前、施工の件;
    今日、朝から印刷もインターネットも出来ない、緊急になんとかしてほしいとの1報。
    渋滞を乗り越え、作業衣をトイレで着替えて現場到着。なんか見慣れないプリンタが増えている..
    プリンタのアドレスが全部同一になってた。しかもサブネット設定を無視してる。
    後日、ルーターのBiosを更新。
    施設管理用の関連FAQバインダー・チェックリストを作ってお客様へご案内。

 3,10年程前、施工の件;
    今日、朝から印刷もインターネットも出来ない、緊急になんとかしてほしいとの1報。
    渋滞を乗り越え、現場到着。なんかレイアウトが変わっている。席替えがあったみたい..
    パッチパネルの配線が乱れてる..スパニング対応じゃない他所のハブが増えてて、マルチになってた。
    施設管理用の追加バインダーを作ってお客様へご案内。

 4,10年程前、施工の件;
    今日、朝から一部の機械でインターネットも印刷も出来ない、緊急になんとかしてほしいとの怒りの電話.
    渋滞を乗り越え、作業衣をクルマで着替えて現場到着。なんか何時の間にルーター設定がかわってる。しかも4ケタで済んでたけど
    パスワードが..勝手に?変わってる.. 見慣れないプリンタが増えている..

    最近のルーター、スイッチは、長いパスワードが設定可能になり、タンパ耐性があるものも増えたので、ちゃんと記録しておいて貰わないと。逆に
    耐性があるので仮に4ケタ程度でリモート設定可能にしても、比較的安心でもある。10ケタ程度以上、又は保守変更依頼間隔1.5月以内なら尚良。
    数年前、客先配備前にテストしていて、ウソパスワードを返す機能を初めて見た時は、ちょっと感動した。全てデフォルトの都市伝説の時代からまだ
    10年はたっていなかった。

      *MAC屋さんでは、日本語でパスワードを付ける人も多いかと思いますが、各種混在環境では、まだ避けた方が(2007)良いです。
        記号やダブルバイト不可の機械もまだ多いですし。2008〜位にはokかも?  感触として、9ケタ(72bit) 程度で耐性は10ヶ月〜1年程が限度。
        4ケタ(32bit)なら〜数分てな感じ。 今じゃ人力で覚えるのは限界に近い。お客も私もパスワードを忘れてしまい、青ざめた事、多数。(2008.05)

 5,10年程前、施工の件;
    今日、朝からインターネットも印刷も出来ない、緊急になんとかしてほしいとの電話1本。
    電車にて現場到着。なんかレイアウトが変わっている。ルーターが書類の下敷き、過熱でハング。駅前の金物店にてパイプ棚を
    調達、セットバック空間作り、再稼動。

 6,10年位前、施工の件;
    ある機械室。ルーター、交換機、VoIP-GW、PC、パッチ新品ピカピカ朝から準備、バッチリいいネクタイ締めてお客と開通を待ってると
    開通が来た。天井配線ルートが間違ってるから帰るだと。 急いで腰道具上げて来、蛍光灯外し、ジャマなFを外し、穴あけ、段取再確認、
    釣竿「どうぞ」と言うと、"なんだ電気屋か"だと。 電話した方が良かったかな。 お気に入りの青いネクタイ夜、洗濯した。 でも別の所で
    "7時半までコキ使いやがって"と、非難された事もあるので、イロイロ有るのかも。翌日全社的に波及、またまたエライ目にあった。

     なぜか筆者は、 電話屋からは→電気屋、 電気屋からは→LAN屋又はパソコン屋、 国内メーカー・秋葉原関係→ブローカーさん" 中央通りより東側→電池、ケーブル、ヒートシンク屋、
     山の手線外→パソコン屋・コンサル屋、通信関連→コンピュータ屋、 ネットワーク→ナニ言うかわからん不気味な交換機屋、 金型・銀行・調布・八王子近辺なぞは→国外アウトソースの
     非国民メーカー  〜などと言われてしまいました。当時、製造は自社分、或いは国内依頼も相当量あったのですがね.
     非国民〜と言えば、20年近く前、"今ウチは戦時動員体制なので「アンタ、民間なんかアトでっせー」なんて国内某法人に言われたことがありましたね。次の戦争の時も言われるかと思ったら、
     その時は不景気だったせいか、そんな話題はありませんでした。
     あの2階の喫茶店。前は沢山いた国内外のブローカーさんたちは居なくなり、小さなパソコン屋はメイド喫茶に。今は私も只の客。


 7,10年位前施工の件;
    朝から、NWがパンク。何処にも繋がらない、多数ユーザーから怒りの電話。担当全部、1グループ全体が同時にトラブルには絶対ならない様に
    気つけてたのに。ついに究極、アウトブレイクが起こったか、誰にナスりつけるのが適切?と(ナントカタイムズにも書かれていた)思いながら
    ヒッシで渋滞乗り越えカケモチ対応。(1部セグメントを開け閉め程度なものの..) でも通信先や内容を見ると実際にはあるマス基盤ソフトの
    2社以上グルになって仕様変更が原因らしい。結構長引くかもと思ったけど実際には平均してクレーム発生後、1〜1.5日位でほぼ終息。
    (むこうは折込済みだったってコトね。因みに通信先、経路はAKAMAI)


 アレな1点;設定確認が終わったら、show して、必ずセーブ、不揮発保存。できればreload (15-30分程度余裕があれば)確認しましょう。
 たとえば電気屋が予告して計画停電したとしても、末端NW屋にまで電話なんか使って連絡はくれないかもしれません。 お盆の移動中に
 激怒の連絡が手元に刺さるのが防げます。普通はやるな (*筆者は東京出身です. 2007.8.11)

    

  数年前のある現場。配線、機器設定合理化、処理高速化した案件。能率向上して客は喜んでた。売上アップかな?と思ってたが、
  事務のお姉さんがリストラ。恨みの篭った視線が忘れられません。組合に呼び出されて、オマエのやっている事は、クビシメだから
  辞めろ”と言われた事もあったり、中々世の中上手くいきません..

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